プロフィール

田名網奈央子
ピアニスト、ピアノ講師

🎹プロフィール

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業、卒業演奏会に出演。同大学大学院音楽研究科修了。

在学中、モスクワ音楽院インターナショナルサマースクールにてディプロマを取得。香港中文大学国際夏期ピアノ学会にて研鑽を積む。

 

ピアノを松尾潤子、岩熊典子、長坂淳子、稗方瑞子、 ヤーノシュ・ツェグレディに師事。

11回、第16回日本クラシックコンクール全国大会一般の部 入選。

7回、第11回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 中国・四国地区 大会一般の部 金賞受賞、全国大会出場。

 

1999年にソロリサイタルを開催。以降、後進の指導にあたる傍ら、ソロ・アンサンブル奏者として活動を展開している。

山口県音楽協会、大和市音楽家協会会員。日本レシェティツキソサエティ会員。

ヤマハPSTA講師資格取得。カワイ音楽研究会会員。ACM米国公認指導者

海老名市在住。

 

 

🎹講師歴とこれまでの歩み

 大学院修了後、地元の山口県下関市で自宅ピアノ教室をスタートしました。 同時に、ヤマハ特約楽器店にて個人レッスン講師として約13年間勤め、たくさんの生徒さんと音楽の楽しさを分かち合ってきました。

 

その後、結婚を機に神奈川県へ。 2015年から2年間、横浜市内の楽器店にて委託講師としてレッスンを担当しました。

 

妊娠・出産を経て、約3年間は育児に専念。 この時間も、音楽を通じて「育てること」「寄り添うこと」の大切さを改めて感じる貴重な経験となりました。

 

 

育児の中で、自分自身が幼い頃から耳に入る音や言葉に強く反応し、意味は分からなくても英語の響きが心地よくて、よく真似していたことを思い出しました。 そんな記憶もあって、娘にも英語の歌を聞かせていたところ、自然とアルファベットに親しみ、英語の歌を口ずさむように。 その姿を見て、「やはり音楽も言語も、まずは耳からの吸収なんだな」と改めて実感しました。

 

もともと英語は好きな教科だったこともあり、休業中にふと「英語をピアノレッスンに取り入れたら楽しいかも」と思い立ち、構想を練り始めました。

 

そして2020年10月、神奈川県海老名市にて「たなあみピアノ教室」を開設。 満を持してスタートした『英語でプレピアノ』は、親子で楽しめるレッスンとしてご好評いただいています。 何より、私自身がとても楽しくレッスンできていることが、何よりの喜びです。 現在は、子どもから大人まで幅広い世代の方々と、日々音楽を楽しんでいます。

 

人生の節目ごとに得た経験は、すべて私の演奏や指導に活きていると感じています。 講師になりたての20代は、情熱と責任感でがむしゃらにレッスンしていましたが、今は良い意味で肩の力が抜け、ひとりひとりのペースに寄り添えるようになりました。

 

音楽は、年齢や環境を越えて心をつなぐもの。 そんな思いを込めて、これからも丁寧にレッスンを続けていきたいと思っています。