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2025Halloween Lesson🎹
🎹 ショパン国際ピアノコンクール2025、ついに結果発表!
世界中の音楽ファンが固唾をのんで見守るなか、ショパン国際ピアノコンクールの勝者が決定しました!
【主要賞】
・第1位:エリック・ルー(アメリカ)
・第2位:ケヴィン・チェン(カナダ)
・第3位:ズイトン・ワン(中国)
・第4位:ティンヤオ・リュウ(中国)、桑原志織(日本)
・第5位:ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)、ヴィンセント・オン(マレーシア)
・第6位:ウィリアム・ヤン(アメリカ)
【特別賞】
・マズルカ演奏賞(ポーランド放送賞):イェフダ・プロコポヴィチ(ポーランド)
・協奏曲演奏賞(ワルシャワ・フィルハーモニー賞):ティンヤオ・リュウ(中国)
・ソナタ演奏賞(クリスチャン・ツィメルマン賞):ズイトン・ワン(中国)
・ポロネーズ演奏賞(ショパン協会賞):ティンヨウ・リー(中国)
・バラード演奏賞(ベラ・ダヴィドヴィチ賞):アダム・カルドゥンスキ(ポーランド)
第1位は…エリック・ルーさん!おめでとうございます!👏✨
そして、日本からは桑原志織さんが見事4位入賞!素晴らしい快挙です!
エリックさんは、10年前の第17回大会で4位入賞という経歴を持ち、今回は2度目の挑戦でついに頂点へ。
受賞の瞬間、目元がうるんでいたのが、画面越しでも伝わってきましたね。コメントを求められて「言葉が出ない……」と一言。
その後、感謝の気持ちと夢が叶った喜びを静かに語る姿に、こちらまで胸が熱くなりました。
その佇まいはいつも穏やかで紳士的。落ち着いた雰囲気が印象的で、個人的には俳優の眞島秀和さんに似ているような…(勝手に親近感)。
現在27歳、前回入賞時はなんと17歳!当時最年少の受賞者だった彼が、10年の時を経て再び舞台に立ち、栄冠を手にしたことは、まさに音楽人生のドラマですね。
ちなみに今回の大会、2度目の挑戦という方が多かった印象です。日本からはファイナリストの新藤実優さん、セミファイナリストの牛田智大さんもそうですね。
5年に一度の開催ということもあり、準備やモチベーションの維持、スケジュール調整など、出場までの道のりはまさに音楽界のオリンピック。
年齢制限もあるので、何度も挑戦できるわけではありません。
だからこそ、タイトル獲得だけではない、ショパンへの深い愛と作品への真摯な向き合いがなければ挑めない舞台だと感じます。
ファイナルまで走り抜けたコンテスタントの皆さん、審査を重ねた審査員の方々、支えてきた先生方やご家族、スタッフ、そして聴衆の皆さんに、心からの祝福と感謝を…(って、誰目線?笑)
さてさて、これで終わりではありません! 今夜からは受賞者記念コンサートが始まります🎶
感動と興奮、もう少しだけ味わわせていただきます!
配信はこちらから見られます👇
ショパン研究所(The Fryderyk Chopin Institute)の公式YouTubeチャンネル:
🎹 5年に一度の祭典、きました! 2025 第19回ショパン国際ピアノコンクール
「ショパン国際ピアノコンクール」 ピアノ好きにはたまらない、世界最高峰の舞台が今年もワルシャワで開催中です。
現在は第2次審査の結果が発表され、いよいよ第3次審査がスタート。 5年に一度のはずが、前回はコロナの影響で2021年開催だったため、今回は4年ぶりの開催となりました。
前回大会のあと、「次こそは現地ポーランドに行って、生で聴きたい!」と意気込んだものの……気づけば、まんまと日本におります。 次回こそは!と願いつつも、どの審査も“聴く覚悟”が必要そうです。
🎼 聴く方も、気合いです
このコンクール、約20日間にわたって1次予選からファイナル、そして入賞者コンサートまで続きます。 最後まで残るには、演奏者も聴衆も、尋常ではない集中力と体力が必要かと。
第1次審査:約30分
第2次審査:40〜50分
第3次審査:50〜60分
最終審査:協奏曲と幻想ポロネーズ
じっと息を凝らし、雑音を立てず、微動だにせず……そんな空気感が、動画越しにもひしひしと伝わってきます。 会場の緊張感と静寂は、まさに“音楽の神聖な儀式”のよう。
🌍 世界の音が、心に届く
今回も日本人出場者の活躍に期待が高まります。ぜひファイナルまで進んでいただきたい! もちろん、日本人だけでなく、世界中から集まった素晴らしいピアニストたちの演奏を聴けるこの期間は、ショパン愛好家としては心満たされる至福の時間です。
極限状態の中で、ショパンの作品に真摯に向き合い、ベストを尽くす演奏者たち。 その姿に、心からの賛辞と応援を送りたいと思います。
🎤 私も昔は…(笑)
私自身、こんな大舞台には到底及びませんが、コンクール出場経験のある身としては…… この場に身を置くことを想像しただけで、失神しそうです。(笑)
でも、時代の進化ってすごいですね。 日本にいながらライブ映像をYouTubeで聴けるなんて、感無量です。
それでもやっぱり、いつかはこのコンクールの“空気”を味わいたい。 せめて一度はポーランドへ――そんな夢を胸に、今日も画面越しに旅をしています。
皆さんもぜひこちらから👇
ライブ&過去の名演奏でショパン漬けになってください!
http://www.youtube.com/@chopininstitute
ピアノの響きを支えてくださった方
今回の「Little Piano Concert Vol.4」では、ピアノの調律を入れました。
演奏者にとっての弾き心地はもちろん、ホール全体に広がる音の響きもより美しくなり、演奏が一段と引き立つ空間となりました。
今回は、少しでも心地よい音楽環境で演奏してもらえるよう、事前にピアノの調律を行いました。
調律にかかる時間の会場費やピアノ使用料も含め、昨年よりも会費のご負担をお願いする形となりましたが、生徒・保護者の皆さまには温かくご理解・ご協力いただき、心より感謝申し上げます。
音楽は、聴く人の心にそっと届くもの。 その「届け方」にも丁寧に向き合うことで、子どもたちの演奏がさらに輝いたように感じています。
調律してくださったのは、大和市にある「ピアノハウス」の調律師、畠山さんです。
丁寧な調整により、鍵盤のタッチも音の響きも格段に美しくなり、生徒たちの発する1音1音に豊かな広がりを感じて頂けたと思います。
講師演奏として私も最後に演奏させて頂きましたが、今年はほんとうに弾き心地がよくて、演奏に集中できました。
ありがとうございました。
発表会まであと少し
今週末はいよいよ発表会です。
教室では、何人かの生徒さんが追加レッスンで最後の仕上げに取り組んでいます。
昨日のレッスンでは、ふとした瞬間に「おっ、仕上がってきたな」と感じる場面がいくつもありました。
表情が変わって、「あ、今の演奏、ちょっといいかも」「本番でもできそう!」と、自分の音に手応えを感じたような顔。
表現にも磨きがかかって、音楽が少しずつ“自分のもの”になってきているのが伝わってきました。
この時期のレッスンは、音の確認だけじゃなくて、気持ちの準備も大切。
自分の音を信じて、舞台でのびのびと演奏できるように。
そんな気持ちで、私も一緒に見守っています。
週末のステージが、みんなにとって楽しい時間になりますように。











