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小さな一歩、大きな成長 〜2025ギルド検定を通して
7月27日、米国ギルドピアノ検定が無事に終了しました。
受験した生徒たちから届いたアンケートには、演奏を終えたばかりの素直な気持ちや、音楽を通して感じた成長の声がたくさん届きました。
今回はその一部をご紹介しながら、検定を通して見えてきたことを、少し振り返ってみたいと思います。
🌱「できた!」の喜びが自信につながる
「緊張したけど、楽しかった」
「審査員の先生がたくさんほめてくれたので、もっとピアノを頑張りたいと思った」
「弾いた曲をとてもほめてくれたので、とてもうれしかった」
審査員の温かい励ましの中、自分の力を信じて舞台に立つ経験ができたようです。
🎯 自分で練習を工夫し、モチベーションに
「強弱表現を当日発揮できるように、日々練習した」
「短時間で1回ずつでもいいからピアノに向かうようにした」
「強弱やテンポの修正をしながら反復練習をした」
「うまく弾けない部分を把握して練習した」
検定は、ただの“試験”ではなく、曲を仕上げる過程で、音楽の楽しさや奥深さに気づいた生徒も多かったようです。
🎹 次回の目標
「次のレベルで合格を目指したい」
「より高い得点や評価を目指す」
「表現力を磨きたい」
「受験曲数を増やして挑戦したい」
「審査員と会話ができるよう、英語力も上げたい」
経験したことで見えてくるものがあり、さらなる向上を求めて次への目標ができたようです。
⭐ 保護者の方からの声
リハーサルや下見などをしてくださったので、本番当日を程よい緊張感を持ちつつもリラックスして弾けたようです。また機会があれば挑戦したいと思います。
音楽を通して自分の成長を感じられるギルド検定は、生徒たちにとってかけがえのない経験となりました。
来年もまた、ひとりひとりの「挑戦してみたい」という気持ちを応援できるよう、準備を進めていきます。
興味のある方は、ぜひ次回の検定にチャレンジしてみませんか?
小さな一歩が、大きな自信につながるはずです。
米国ギルド・ピアノ検定にむけたリハーサル会を行いました
2025年度の検定に、当教室からは生徒3名と私の4名で参加します。
本日は合同でリハーサル会を行いました。
この検定の特色の1つに、演奏する曲のすべての調性の
スケールとカデンツを弾く、という課題があります。
受験級によって規定があり、スケールは1オクターブであったり、2オクターブであったり
カデンツは基本形のみ、とか第1転回形までとか Ⅰ-Ⅴ7-Ⅰ、Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ7-Ⅰなど、
決められています。
これはとても大事なことですね。
少し話がそれますが、、
他のお教室で習っていた生徒さんが当教室に体験レッスンに来られることがあります。
すでに数年習っているので、立派にいろんな曲を弾くことが出来ていて、いろんなテキストもこなしている場合が多いです。
どんなことを勉強してきたかを知るために、その曲について質問をすると、調性を知らない、わからないという生徒さんが実に多い。
私にとっては、驚愕の事実!なのです。
弾くことばかりで教える時間がないのか、そこは知らなくても弾けるから教えていないのか、、
その生徒さんが理解できそうにないから教えてないのか、、、
なぞは深まるばかりです。
すみません、話を戻します。
ですので、基本となるスケールとカデンツを学ぶことはとても大事で、
この検定の受験を決めた生徒さんは特に、しっかりと身につけるきっかけにもなっています。
そして、審査員はアメリカから来られる先生ですので、
受験中のやり取りはすべて英語です。
でも、流暢に話せる受験者など、ほとんどいないと思います。
ですから、英語を話すことが必須なのではなく、
せめて挨拶と自分の名前は言えるといいかな、とか
曲のタイトルだけでも英語でわかるように、
くらいの準備はします。
そういう体験が良いのです。
アメリカの検定が同じように日本でも受けられる、
他人と比べるのではなく、一人ひとりの良いところを見てくれて
アドバイスがいただける。
そしてまた来年につなげて、1年間目標をもってピアノをする、
こういう良いサイクルになると考えて、今年から取り入れることにしました。
2週間後の本番当日まで、一緒にブラッシュアップしていきましょう!
〈初見〉と〈譜読み〉のデジタル教材
2月から、ピアノアドヴェンチャーのサイトリーディングコーチ(初見)のデジタル教材を活用しています。
こちらは、「Piano Adventures Teachers Atlas」に講師が登録すると使える、のだと思います。
導入のポイントは、
・レッスン曲はある程度長さがあり、譜読みが大変だが、初見課題は短くて難しくないので、取り組みやすい
・本来は自分で譜読みして弾かなくてはいけないが、音源で模範演奏が聞けることでハードルが低くなる
・生徒達がデジタル教材に慣れているのと、ちょっとしたゲーム感覚も味わえる
結果、、、
期待通り、あるいは期待以上に取り組んでいてくれて、今のところはとても良い効果を感じています‼️
日々、続々と生徒の皆さんからの課題提出があります。🤩
コメントも送れます。
【ピアノアドベンチャー】はレッスンブックの曲を、セオリー、テクニック、初見からアプローチして学んでいくテキストです。
〈初見〉は、1つのレッスン曲に対してDay1〜Day6(あるいはDay5)と、1日1つ、毎日取り組んで、レッスン曲に必要な音型や指使いや強弱などの表現を予習できます。
デジタル教材の【Sightreading Coach】の流れは、こんな感じです。
初見課題を見ながら模範演奏を聞きます。音源があることで譜読みの補助になり、自分が間違えて弾いたところに気づきやすいと思います。
弾き通せるようになったらメトロノームのクリック音と一緒に演奏しながら録音します。
自分の演奏が正しいリズムと音なのか、その場で判断され、目標点に達したら課題を提出します。
機械の判断なので、誤判定するときもありますが、100点が出るとやっぱり嬉しいです。😄
課題提出があると、上の用に私の所にメールで知らせが届いて、サイトに飛ぶと生徒の録音演奏が聞けます。
毎回全部、チェックしてますよ。
私からは、良かったところや、気をつけるポイントなどをメッセージで送ったりしています。
生徒の親御さんからのご感想も頂いています。
⏬️
・漠然と「練習しなさい」と言っても何をどうすればいいかわからない状態だったのが、「これをすればいい」「これだけすればいい」と、課題が明確なので取り組みやすい。
→私が練習の仕方まで説明出来ていなかったのもあって、次の週までの目標やモチベーションが保ててない状態だったようです。(反省)
・お手本が聴覚と視覚で与えられることと、録音後にすぐ出来栄えを確認できるので、やりやすい。
→これは私も賛同です。
・5〜10分で済むので、終わったあとは好きな曲を弾いています。
→狙い通りです!ピアノに向かう回数が増えるだけで、大成功と思います。
生徒も講師も、使わない手はないと思いますよ〜。
😁
2/23 やまとサロンコンサート 終了
2/23 やまとサロンコンサート第33回
フランシス・プーランクが愛したサロン音楽
&
フルートで奏でる日本人作曲家の音楽
無事に終了いたしました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました😊
個人的に手強かった曲もありましたが、何とかご披露できるまでに仕上がり、心地良く演奏できたと思います。
終演後には、「心に染みました」「感動しました」などお声を頂き、とても嬉しかったです。
このくらいの娘がいてもおかしくない、お若いお二人(共演者)に囲まれまして、「私もこんな時があったなぁ〜」と染み染み感じながら😅、年長者として少しはサポート出来たのではないかな、と思います。😁
また機会がありましたら、お聴き頂けますと幸いです♫
2/23コンサートに向けて
本番まであと3日、いよいよです。
最後の合わせを終えて、ティータイム。
🫖
(これが楽しみだったりする😁)
共演の久米ひなたさんと、
少ないリハーサルではありますが、
とってもいい感じに仕上がってきました。
日曜日の本番が楽しみ!
昨年末の「冬のコンサー」アンサンブルでご一緒しましたが、
デュオでは初共演です。
新たな出会いに感謝です。
前半はピアノソロで、平野沙知さんのプーランクプログラム
後半はフルート&ピアノで日本人作曲家の作品をお届けします。
チケットご予約まだまだ受付中!!
お問い合わせ、お申し込みはこちらからどうぞ。
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お問合せページ
https://705pianoroom.com/contact
こちらからもお気軽にどうぞ。
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