大和市音楽家協会　主催

冬のコンサート2024

日時：2024年12月22日（日）

　　　12：30開演（12：00開場）

　　　19：00終演予定

場所：やまと芸術文化ホール　メインホール 

入場料：前売り　一般：2,500円　学生：1,500円　4～12歳　1,000円

　　　　当日券は300円増し

　　　　3歳以下無料（親子室もご利用いただけます）

6時間近くにも及ぶ長いコンサートです。

今回は5部構成、チケットがあれば

途中で入退場可能な「マラソンコンサート」です。

私は次の部に出演させていだきます。

第3部　15:00～

「メモリアルイヤーの作曲家」

フルートコンチェルトより第1楽章（ライネッケ）

共演：吉野裕子さん（フルート）

第4部　16:20～

「クラシック名曲アラカルト」

フルート4重奏　ディヴェルティスマン（ボノー）

共演：井田敦子さん、今村理知さん、小林京子さん、吉野裕子さん

第5部　17:50～

「クリスマス名曲セレクション」

クリスマスソングメドレー

共演：塚原絢さん（ソプラノ）牟田智子さん（メゾソプラノ）

　　　加藤大聖さん（バリトン）久米ひなたさん（フルート）

それぞれの曲紹介を少し。。

フルートコンチェルトニ長調 作品283 より 第1楽章　（ライネッケ　1824-1910）

ライネッケは今年生誕200年を迎える、ドイツ・ロマン派の作曲家です。

この曲は、ライネッケが完成させた最後のコンチェルト（協奏曲）で、

1908年に作曲されました。

コンチェルトはソリスト＋オーケストラの共演です。

伴奏となると、オーケストラパートをピアノ版に編曲したものを弾きます。

ソリストが際立つように伴奏は控えめで和音を刻むだけ、

前奏後奏でオケが目立つ、みたいなのが多いのですが、、、。

この曲はソリストとオーケストラパートが結構絡む作りになっていて、

ソリストが奏でている間、伴奏にも歌わせる旋律あり、

小刻みに動く和音や軽快なリズムあり、と

なかなか手ごわい譜面になっております。。

意外と忙しい。音が多い。でもむちゃ奇麗♪

次々と曲想も移り変わっていきます。

美しく流れながらソリストを支えて演奏できたらと思います。

ディヴェルティスマン　（ボノー1918-1995）

「ディヴェルティスマン（仏）」イタリア語では「ディヴェルティメント」といいます。

18世紀中頃に現れた器楽組曲で、語源はイタリア語の「divertire（楽しませる、愉快にさせる）」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風

だそうです。

ボノーのこの作品はフルート4重奏＋ピアノという編成で5人で演奏します。

フルート4人が同時に早いパッセージを、一糸乱れず爽快に吹き鳴らすところが聴きどころでもあります。

かなりの練度と技が必要です。

ピアノも負けじと複雑な和音が続き、跳躍しながらどんどん変化していきます。

まだ苦戦中ですが、本番ではばっちり決めたい！！

フルート作品は近代フランスにおいて、その時代の芸術と文化、風土が影響しあい、

そして数々の名作曲家と巧みな演奏者たちによって

素晴らしい作品が数多く生まれました。

ボノーのディヴェルティスマン、初挑戦曲です。

個人的イメージとして、どこか「スターウォーズ」みたいな

宇宙的な響きが面白いです。

必聴の1曲ですよ！

クリスマスメドレー　（相澤圭吾編曲）

今回の為に、協会員である相澤さんが編曲してくださった作品です。

ソプラノ、メゾソプラノ、バリトン、フルート、ピアノ

というメンバーで演奏します。

きっとお好きな曲も入っているはずです♪

シーズナルな曲で、ハッピーな気持ちになること間違いなし、です🎄

ちなみに、第4部でも相澤圭吾さん作曲

クラリネットとピアノのための作品が演奏されます。

こちらも楽しみです。

皆様のお越しをお待ちしております！

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