ブログ
「冬のコンサート」終了いたしました
「冬のコンサート2022 」
無事に終了いたしました。
ご来場、誠にありがとうございました!
フルート吉野裕子さんとの共演
演奏後、オペラの共演者と
↑着替終わって「私も入る〜(一番後ろ)」の図
第1部のバロック&古典コーナーで、
・グルックのフルート協奏曲ト長調と、
・モーツァルトの「フィガロの結婚」ハイライト
で共演させて頂きました。
協奏曲もオペラも ソリスト+オーケストラ
という編成です。
特に協奏曲のピアノ伴奏版は音色に乏しくなり
毎回難しさ、もどかしさを感じます。🥲
弦楽の響きが心地よい刻みや
木管のオブリガード、
トゥッティ(全員演奏)の華やかな音色、
頭の中では鳴っていてピアノの音色でも
なんとか表現を近づけようと努力しています。
和音の刻みはコツコツしないように
タッチとペダルの組み合わせを工夫したり、
ソリストとの音量のバランスをとったり、
と、、伴奏者も色々試行錯誤しているのですよ〜♪😅
そしてオーケストラには指揮者がいるのですが、
もちろんここにはいません。
オペラも歌手が3人以上になると
テンポや間合いなどを合わせるのが難しい時があります。
あと、今回のような大きなホールでは
同じステージ上にいるとはいえ、
歌手とピアニストの距離が離れると
残響も合わさって若干の時差が出てくるんです。
お互いを聞き合っていると
遅れたり変な間合いになってしまったりするので、
そういう時、指揮者の指示があると何の問題もないのですが、
その解決策として今回はキープテンポ、
つまり抑揚を極力つけず
一定のテンポを心がけて演奏することになりました。
リハーサルではズレたりテンポが走ったりしたところも
ちゃんと修正して本番は事故なく完奏できたと思います。
✌️😄
音大時代「オペラ研究部」というサークルで演奏した
懐かしい作品「フィガロの結婚」。
伴奏を練習していると当時の友人たちの歌声や
部活の楽しい思い出が脳裏に蘇って
懐かしさもひとしおでした。
ただ、今回のメンバーで稽古が始まると
学生のそれとは違うプロの歌声ですので、
完全に切り替わりましたけどね。😁
自分の出番を終えるとすぐに
受付係としてホワイエへ。
対応したお客様からコンサートの感想や
ご意見を伺うこともでき、
皆様に楽しんで頂けたようで、大変嬉しく思いました。
ぜひ来年もお待ちしています。