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〈初見〉と〈譜読み〉のデジタル教材
2月から、ピアノアドヴェンチャーのサイトリーディングコーチ(初見)のデジタル教材を活用しています。
こちらは、「Piano Adventures Teachers Atlas」に講師が登録すると使える、のだと思います。
導入のポイントは、
・レッスン曲はある程度長さがあり、譜読みが大変だが、初見課題は短くて難しくないので、取り組みやすい
・本来は自分で譜読みして弾かなくてはいけないが、音源で模範演奏が聞けることでハードルが低くなる
・生徒達がデジタル教材に慣れているのと、ちょっとしたゲーム感覚も味わえる
結果、、、
期待通り、あるいは期待以上に取り組んでいてくれて、今のところはとても良い効果を感じています‼️
日々、続々と生徒の皆さんからの課題提出があります。🤩
コメントも送れます。
【ピアノアドベンチャー】はレッスンブックの曲を、セオリー、テクニック、初見からアプローチして学んでいくテキストです。
〈初見〉は、1つのレッスン曲に対してDay1〜Day6(あるいはDay5)と、1日1つ、毎日取り組んで、レッスン曲に必要な音型や指使いや強弱などの表現を予習できます。
デジタル教材の【Sightreading Coach】の流れは、こんな感じです。
初見課題を見ながら模範演奏を聞きます。音源があることで譜読みの補助になり、自分が間違えて弾いたところに気づきやすいと思います。
弾き通せるようになったらメトロノームのクリック音と一緒に演奏しながら録音します。
自分の演奏が正しいリズムと音なのか、その場で判断され、目標点に達したら課題を提出します。
機械の判断なので、誤判定するときもありますが、100点が出るとやっぱり嬉しいです。😄
課題提出があると、上の用に私の所にメールで知らせが届いて、サイトに飛ぶと生徒の録音演奏が聞けます。
毎回全部、チェックしてますよ。
私からは、良かったところや、気をつけるポイントなどをメッセージで送ったりしています。
生徒の親御さんからのご感想も頂いています。
⏬️
・漠然と「練習しなさい」と言っても何をどうすればいいかわからない状態だったのが、「これをすればいい」「これだけすればいい」と、課題が明確なので取り組みやすい。
→私が練習の仕方まで説明出来ていなかったのもあって、次の週までの目標やモチベーションが保ててない状態だったようです。(反省)
・お手本が聴覚と視覚で与えられることと、録音後にすぐ出来栄えを確認できるので、やりやすい。
→これは私も賛同です。
・5〜10分で済むので、終わったあとは好きな曲を弾いています。
→狙い通りです!ピアノに向かう回数が増えるだけで、大成功と思います。
生徒も講師も、使わない手はないと思いますよ〜。
😁
リズム→メロディ→ハーモニー→トランスポーズ
学習者コース初級クラス
45分レッスンのYちゃんです。
最近、1拍リズムキューブを使った
4小節のリズム創作がお気に入り。
作ったリズムを元にメロディーを作るレッスンをしています。
今月から、そこに和声を付けて
できたらそれを移調するところまで発展させることにしました。
1題を1ヶ月3〜4回のレッスンで使っていきます。
書いたものは必ず弾けなければいけません。
前回までは5音程度(5指ポジション)だったので
音をランダムに当てはめてもそれなりにメロディーができ弾くこともできました。
今回から範囲をオクターブ程度に広げましたので、
メロディーの美しさや演奏のしやすさ、なども考慮しつつ、作ってもらうことにしました。
回数をこなすことで、段々とつかめてくると思うので、あまり細かいことは言わず、
「作ったら必ず弾いてくること」だけをお約束しました。
さて、どんなメロディーになるのか、次回が楽しみです。
2月のレッスンより ♪「うれしいひなまつり」5音音階で即興
2月は「うれしいひな祭り🎎」を歌ったり、リズム打ちをしました。
学習者コースのレスナーさんは、 5音音階を使って、即興もしてみましたよ。
動画は、年中、小学校1年、小学校4年の生徒さんの様子です。
「ラシドミファ」を弾くだけで 一気に和風になりますよね〜。
音色を「琴」に変えて、さらに雰囲気もUPしました。
皆さんもやってみてね〜♪
♪春が来た 拍とリズムのレッスン
3月は「春が来た」を歌っています。
先週までは寒すぎて、「全然春じゃないよね〜」
と言いながら、歌ってましたが、
ようやく暖かくなってきて嬉しい😄
まだ歌を知らない生徒さんには、
歌詞を歌っていきますよ。
覚えやすいメロディーですね。
曲を聞きながら、まずは
四分音符でリズム打ちします。
一拍をよく感じて打ちましょうね。
おふざけして早く叩いたり遊ぶお子さんもいます。
楽しいからね。
だけど、「一定のテンポを保って拍を打つ」ことが大切なんですよ〜!
すご〜くズレる生徒はいませんが、
拍頭より若干早く入る生徒は数人います。
拍間が狭いと、正確な音符の長さの表現が出来にくいですから、強化したい要素ですね。
4分音符で4拍なら こんなふうに
打つ場所を変えてみますよ。
👏 👏 👏 🙆
(手手手頭)
👏 🦶 🦶 🦶
(手足足足)
打つ場所を自分で決めたり、一緒に考えたりしてます。
これが出来たら、リズムを取り入れましょう。
導入コースの【英語でプレ・ピアノクラス】の皆さんは、
4分音符、4分休符、2分音符の組み合わせからやってみましょう。
少しテキストが進んでいる学習者コースのクラスでは、
付点リズムを取り入れてみました。
2段目のリズム、「タン タタ タン タン」は
「は~るが きた」のメロディ部分と同じリズムです。
そこから変化させて「ターァタ タン タン」にします。
1回目のレッスンでできなかった生徒さんも、
2回目では慣れてきましたよ。
打ち方も、ぶつけたりつぶしたりするように手を合わせるのではなくて
拍の躍動、波を感じながら、手や腕は球体に沿って動かすよなうに
軽やかに打ってみるといいんじゃないかな、と思います。
今月は拍とリズムを強化しています♬
上達の鍵は「耳」にあり
今日のレッスンで感じたことを書きたいと思います。
今日だけではなく、常日頃感じている事でもあります。
(長文です・・・。)
それは、、
「ピアノ」で練習してほしい、
ということです。
電子ピアノではありません。
生の楽器、アップライトピアノやグランドピアノのことです。
ピアノは高価ですし、住宅環境も考慮しなくてはいけないのは
重々承知しています。
「ピアノを絶対に買わなくてはいけない」と敷居を高くしたくもありません。
私は最初に、中古で構わないのでアップライトピアノの購入を検討してください、
と、必ず申し上げます。
しかし、先に言いました様々な事情があることも承知していますので、電子ピアノを購入されたからと言って、文句や批判は決して申しません。
が、今回は敢えて書きます。
ピアノは音を出すのに打鍵します。(鍵盤を下げる、沈める)
不自然な形や力みのある使い方では、うまく打鍵できないので
打鍵の仕方を手、指、腕、体の使い方、フォーム(手の形)など
見てわかるところからの改善を試みます。
しかし、本質を認識できないといつまでも直りません。
なぜ、そういう使い方をアドバイスするのか、です。
それは音楽的表現を実現するためのテクニックだからです。
それを体得すれば、本当に素敵な世界が待っているのです!!
(言葉で表すのは難しいのてすが、、。)
私はそう信じて指導させて頂いています。
使い方で音は変わるし、
欲しい音を出そうと思えば、自然と適切な使い方になります。
レッスンでは直ります。
そして翌週はまた戻っています。
その繰り返しでいいのです。
これを根気強く、
両手で弾けるようになってきた生徒たちには
これをほぼ毎回指摘するところです。
しかし、いくら外見的なところをアドバイスしても
弾いた音の良し悪しがわからなければ、
気付けません。
大切なのは「耳」を訓練していくのです。
例えば今日の「スタッカート」表現。
スタッカート=その音を半分の長さにする
のですが、曲によってその表情は様々です。
とても鋭くも、柔らかくも、固くもできます。
課題の曲中は、どういう表現が適当なのかをイメージします。
私がいくつか弾いて、聴き比べをして
どれが合うか選んでもらったりします。
その音を出すためにはどうするのか。
例えば指先を意識して早く離したり、
打鍵の速度を変えたり
指だけで切ったり
手首をふわっと上げたり、
そのいくつかを組み合わせたりしてみます。
試す度に、今のは良いかそうでないか、
イメージに近いか、粒はそろっているか、など。
生徒に尋ねると、それはとてもよく分析して答えてくれました。
「ちょっと重かった」、
「音が抜けた」、
「けっこうよかった」など
意外と厳しめに、でも客観的に聴けていて、とても素晴らしいと思いました。
そして、最初の4小節を何度か弾くうち、
あっという間に、生き生きとした表現ができました♪
そこから、ピアノはどのように音が出るのか、を話しました。
グランドピアノで内部を(見える範囲で)見ながら説明すると
その構造もよく理解してくれました。
私のデモストレーションで、同じ人でも弾き方によって
色々な音が出せる事、
弾く人が違えばなおさら音は違うこと、
一人一人が自分の音を持っている事、にも気づいてくれました。
なんと敏感で素晴らしい感性なのでしょう!
そして生徒が言いました。
「うちのピアノは、猫が鍵盤の上を歩いたときも出たらめに弾いたときも、同じ音がした。」と。
・・・(笑)🐈
出たらめ(ランダム)に弾いた音でも、おそらくそれなりに弾いたときでも
大して音が変わらない、ということを言ったのです。
そうです。。
この生徒はとても耳の感度がよいのですが、
自宅練習は電子ピアノです。
電子ピアノでの練習は、
自分の音に対して無頓着になってしまうと思っています。
極端な話、
ずれていても、
スタッカートが切れてなくても、
レガートがつながっていなくても。。。
楽譜にある音が弾けていればOKとなりかねません。
今日はこんなにも素敵に表現ができて、
本人も手ごたえがあったのに、
自宅でそれを再現できないのは、
なんとも惜しいことだと感じます。
電子ピアノは狂いがなく、サンプリングされた良い音が出ますが、
弾き手の微細な変化には応じてくれません。
打鍵による強弱はつくと思いますが、(それすらつかない機種もあります)
打鍵の反応はアコースティックピアノに太刀打ちできません。
だから、耳の成長を閉ざしている、
ひいてはピアノの上達を停滞させる、と私は考えています。
習い始めて間もない子供たちに、自分の音をよく聴いて
使い方を改善するのは難しいことかもしれませんが、
聴く習慣と判断力が備わっていけば、徐々に変わります。
かくいう私も、聴いているようで聴けていませんでした。
しかし、先生方の根気強いご指導のおかげで
段々「聴く」という意識が芽生えてきました。
いまだに弾きながら聴けているかというと
完ぺきではありませんが、いつもその努力はしています。
今日の生徒だけでなく、私の生徒たち、
いや、生徒に限らず、多くの子供たちはとてもよい耳をもっています。
(低年齢であればあるほど)
ピアノ教室のレッスンとしては、
そのよい「耳」を訓練と経験によって
より良く、感度を上げていきたいと常々思っています。
これがピアノ上達の鍵だと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
可能性のある生徒たちの成長を日々感じるが故、
もどかしい気持ちを正直に書きました。
電子ピアノのメリットもたくさんあります。
決して安価なものとも思っていません。
昨今の電子ピアノ(ある一定の価格以上のもの)は、アコースティックに近づけるべく素晴らしい改良と進化を遂げているのも確かです。
ですが、、、
できれば、どうか、お願いです。
「ピアノ」で練習できる環境を作っていただきたい、
と心から願います。