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2024-03-16 10:03:00

♪春が来た 拍とリズムのレッスン

3月は「春が来た」を歌っています。

 

先週までは寒すぎて、「全然春じゃないよね〜」

と言いながら、歌ってましたが、

ようやく暖かくなってきて嬉しい😄

 

まだ歌を知らない生徒さんには、

歌詞を歌っていきますよ。

覚えやすいメロディーですね。

 

曲を聞きながら、まずは

四分音符でリズム打ちします。

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一拍をよく感じて打ちましょうね。

 

おふざけして早く叩いたり遊ぶお子さんもいます。

楽しいからね。

 

だけど、「一定のテンポを保って拍を打つ」ことが大切なんですよ〜!

すご〜くズレる生徒はいませんが、

拍頭より若干早く入る生徒は数人います。

拍間が狭いと、正確な音符の長さの表現が出来にくいですから、強化したい要素ですね。

 

4分音符で4拍なら こんなふうに

打つ場所を変えてみますよ。

👏 👏 👏 🙆

(手手手頭)

👏 🦶 🦶 🦶

 (手足足足)

打つ場所を自分で決めたり、一緒に考えたりしてます。

 

これが出来たら、リズムを取り入れましょう。

導入コースの【英語でプレ・ピアノクラス】の皆さんは、

4分音符、4分休符、2分音符の組み合わせからやってみましょう。

 

少しテキストが進んでいる学習者コースのクラスでは、

付点リズムを取り入れてみました。

 

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 2段目のリズム、「タン タタ タン タン」は

「は~るが きた」のメロディ部分と同じリズムです。

 

そこから変化させて「ターァタ タン タン」にします。

 

1回目のレッスンでできなかった生徒さんも、

2回目では慣れてきましたよ。

 

打ち方も、ぶつけたりつぶしたりするように手を合わせるのではなくて

拍の躍動、波を感じながら、手や腕は球体に沿って動かすよなうに

軽やかに打ってみるといいんじゃないかな、と思います。

 

今月は拍とリズムを強化しています♬

 

2024-02-17 16:30:00

上達の鍵は「耳」にあり

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今日のレッスンで感じたことを書きたいと思います。

 

今日だけではなく、常日頃感じている事でもあります。

(長文です・・・。)

 

 

それは、、

 

「ピアノ」で練習してほしい、

 

ということです。

 

電子ピアノではありません。

生の楽器、アップライトピアノやグランドピアノのことです。

 

 

 

ピアノは高価ですし、住宅環境も考慮しなくてはいけないのは

重々承知しています。

「ピアノを絶対に買わなくてはいけない」と敷居を高くしたくもありません。

 

私は最初に、中古で構わないのでアップライトピアノの購入を検討してください、

と、必ず申し上げます。

 

しかし、先に言いました様々な事情があることも承知していますので、電子ピアノを購入されたからと言って、文句や批判は決して申しません。

が、今回は敢えて書きます。

 

 

ピアノは音を出すのに打鍵します。(鍵盤を下げる、沈める)

不自然な形や力みのある使い方では、うまく打鍵できないので

打鍵の仕方を手、指、腕、体の使い方、フォーム(手の形)など

見てわかるところからの改善を試みます。

 

しかし、本質を認識できないといつまでも直りません。

 

なぜ、そういう使い方をアドバイスするのか、です。

 

それは音楽的表現を実現するためのテクニックだからです。

 

それを体得すれば、本当に素敵な世界が待っているのです!!

(言葉で表すのは難しいのてすが、、。)

 

私はそう信じて指導させて頂いています。

 

使い方で音は変わるし、

欲しい音を出そうと思えば、自然と適切な使い方になります。

 

レッスンでは直ります。

そして翌週はまた戻っています。

その繰り返しでいいのです。

 

これを根気強く、

両手で弾けるようになってきた生徒たちには

これをほぼ毎回指摘するところです。

 

 

しかし、いくら外見的なところをアドバイスしても

弾いた音の良し悪しがわからなければ、

気付けません。

 

大切なのは「耳」を訓練していくのです。

 

 

例えば今日の「スタッカート」表現。

 

スタッカートその音を半分の長さにする

のですが、曲によってその表情は様々です。

とても鋭くも、柔らかくも、固くもできます。

 

課題の曲中は、どういう表現が適当なのかをイメージします。

私がいくつか弾いて、聴き比べをして

どれが合うか選んでもらったりします。

 

その音を出すためにはどうするのか。

例えば指先を意識して早く離したり、

打鍵の速度を変えたり

指だけで切ったり

手首をふわっと上げたり、

そのいくつかを組み合わせたりしてみます。

 

試す度に、今のは良いかそうでないか、

イメージに近いか、粒はそろっているか、など。

 

生徒に尋ねると、それはとてもよく分析して答えてくれました。

 

「ちょっと重かった」、

「音が抜けた」、

「けっこうよかった」など

 

意外と厳しめに、でも客観的に聴けていて、とても素晴らしいと思いました。

 

そして、最初の4小節を何度か弾くうち、

あっという間に、生き生きとした表現ができました♪

 

そこから、ピアノはどのように音が出るのか、を話しました。

グランドピアノで内部を(見える範囲で)見ながら説明すると

その構造もよく理解してくれました。

 

私のデモストレーションで、同じ人でも弾き方によって

色々な音が出せる事、

弾く人が違えばなおさら音は違うこと、

一人一人が自分の音を持っている事、にも気づいてくれました。

 

 

なんと敏感で素晴らしい感性なのでしょう!

 

そして生徒が言いました。

 

「うちのピアノは、猫が鍵盤の上を歩いたときも出たらめに弾いたときも、同じ音がした。」と。

 

・・・(笑)🐈

 

出たらめ(ランダム)に弾いた音でも、おそらくそれなりに弾いたときでも

大して音が変わらない、ということを言ったのです。

 

そうです。。

 

この生徒はとても耳の感度がよいのですが、

自宅練習は電子ピアノです。

 

電子ピアノでの練習は、

自分の音に対して無頓着になってしまうと思っています。

 

極端な話、

ずれていても、

スタッカートが切れてなくても、

レガートがつながっていなくても。。。

 楽譜にある音が弾けていればOKとなりかねません。

 

今日はこんなにも素敵に表現ができて、

本人も手ごたえがあったのに、

自宅でそれを再現できないのは、

なんとも惜しいことだと感じます。

 

電子ピアノは狂いがなく、サンプリングされた良い音が出ますが、

弾き手の微細な変化には応じてくれません。

 

打鍵による強弱はつくと思いますが、(それすらつかない機種もあります)

打鍵の反応はアコースティックピアノに太刀打ちできません。

 

だから、耳の成長を閉ざしている

ひいてはピアノの上達を停滞させる、と私は考えています。

 

 

習い始めて間もない子供たちに、自分の音をよく聴いて

使い方を改善するのは難しいことかもしれませんが、

聴く習慣と判断力が備わっていけば、徐々に変わります。

 

かくいう私も、聴いているようで聴けていませんでした。

しかし、先生方の根気強いご指導のおかげで

段々「聴く」という意識が芽生えてきました。

 

いまだに弾きながら聴けているかというと

完ぺきではありませんが、いつもその努力はしています。

 

 

今日の生徒だけでなく、私の生徒たち、

いや、生徒に限らず、多くの子供たちはとてもよい耳をもっています。

(低年齢であればあるほど)

 

ピアノ教室のレッスンとしては、

そのよい「耳」を訓練と経験によって

より良く、感度を上げていきたいと常々思っています。

これがピアノ上達の鍵だと思っています。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

可能性のある生徒たちの成長を日々感じるが故、

もどかしい気持ちを正直に書きました。

 

電子ピアノのメリットもたくさんあります。

決して安価なものとも思っていません。

 昨今の電子ピアノ(ある一定の価格以上のもの)は、アコースティックに近づけるべく素晴らしい改良と進化を遂げているのも確かです。

 

ですが、、、

できれば、どうか、お願いです。

 

「ピアノ」で練習できる環境を作っていただきたい、

 

と心から願います。

 

 

 

2024-01-28 16:31:00

ピアノレッスンから世界へ目を向ける

大袈裟なタイトルかもしれませんが。。😁

 

先日のレッスンのお話です。

小学校低学年の生徒さん。

 

「アンデスの笛」というタイトルの曲がありました。

「アンデス」ってなんのことか

???だったと思うので、お話することにしました。

 

大人だったら「アンデス山脈」とか、あの地方の笛といえば

「パンフルート」や「ケーナ」が浮かんだり、

「コンドルが飛んでいく」を思い出すと思います。

 

「アンデス」は地名

どこにあるのか・・南米

南米ってなに?どこ?・・アメリカ大陸の南、南アメリカ

アメリカってよく聞くけど、どこ?

などなど。。

 

外国の地名だ、というだけでいいのかもしれませんが、

知ってて損じゃないし、、と、つい広げたくなってしまいます。

 

そして、伴奏音源付きで聞いてみますと、

「なんか日本ぽい♪」という感想。

 

「おっ!いいとこに気づいた、しめた!!」

とばかりに、もうひとつお話。

 

ピアノで弾くメロディは、山々に響く笛の音といった感じで、

3音しか出てこないのですが、

伴奏は5音音階が使われていたのです。

 

つまり、民族的な響きがするということ。

 

2022年3月のブログより▼▼▼

5音音階で即興あそび - Welcome to my Piano Room ! (705pianoroom.com)

 

ヨナ抜き、ニロ抜き、ブルース音階など

5つの音だけで弾くとどうなるか、

5音でも弾ける曲があるよ、

と例を弾くと、、、「君が代みたい」と。

君が代は1音だけ例外が入っているのですが、これも5音音階です。

 

なんと素晴らしい気付き! 嬉しくなります。

 

ニロ抜きの「琉球音階」の響きは初めてだったようで

ピンと来てなかったようですが、

ここで少し触れておくと、何かの拍子につながると思うんです。

たとえばCM音楽や歌謡曲を聴いたときなどに。

 

たったの短い1曲を弾くのに、音楽的要素もさることながら

いろんな背景があるわけです。

 

毎回突っ込んでいたら進みも遅くなってしまいますので加減をしなくてはいけませんが、

想像を膨らませるのに必要な情報は、生徒と共有したいと思っています。

 

あ、これ、「私、いいレッスンしてるでしょ」とか

そういうことを言いたいわけでは全くないです。

 

逆にうっとうしいレッスンかもしれませんが、

私はこういうことを話したい傾向があるのです。

 

弾くだけではない、でも話ばかりでもよくないですが、

 「ピアノ+α」以上(になれば・・・)のレッスンをご提供したいと心がけています。

 

 

ピアノに限らず、例えばサッカーならヨーロッパリーグや好きなチームや選手から

世界を知ることはできますよね。

興味のある所から視野を広げ、知識を深める、という方法がいいと思いうのです。

 

なぜなら、私が幼いころは自分の弾いている曲の作曲家が

どこの出身なのか、いつの時代のものなのか全く知らなかったし、

曲の背景を把握して演奏するということは

大学に入って今の師匠につくまでは、まったく意識がありませんでした。

 

そして今知ろうとすると、もう頭に入ってこない。。

 

それでは遅いと思うからです。

 

英語への関心もしかり。

私の経験から思うところがあり、「ピアノ+英語」レッスンを始めました。

 

それはまたの機会に。

 

 

2023-06-12 15:09:00

モチベーション爆上がり!!

お寿司リズム正方形 (1).png

 

弾きたい曲があるって、すごい力だね!

9月のおさらい会に向けて選曲しています。
「〇〇が弾きたい」って言ってくれる生徒さん、

弾きたい曲があるのって、とてもいいことです。

が、しか~し、、、


その生徒さんにとっては、ちょっとチャレンジングな曲でした。


でも、ぜひ弾いてほしい!!


ですので、生徒さんのレベルに合わせて、アレンジしました。


そしたら、なんとなんと・・・

難しいのに自分で譜読みもして、練習して来てくれて、

びっくりと嬉しさでいっぱいになりました。

やりたいことってすんごいモチベーションアップになるんだな~と
改めて感じました。

当教室のおさらい会では、「発表会だから」といって

背伸びした曲はせず、いつものテキストから

弾きたいものを選んだり、少し先の曲に

挑戦してもらっています。



どんな曲でも人前で演奏できるまでに仕上げて、

楽しく自信をもって弾けるようになること、

を大切な目標にしています。



今回の3曲はテキストからではないリクエストです。

テクニックも譜読みもいつもの曲の何倍も高度だけど、

こういう機会に取り組むことでさらにレベルアップしていくんですよね。



おさらい会に向けて、一緒に頑張りましょうね♪




2023-05-17 12:27:00

お寿司×リズム (音のゆうえんちより)

お寿司🍣×リズム♫

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先週に引き続き、ワークブック「音のゆうえんち」にある、お寿司のページをしました。

 

年長のSくんの好きなネタは「中トロ」だそうです。😋

 

中トロは4音に、タタ タタ

大トロは3音で、タン タタ

 

にしました。

 

 

「大トロって何?」

「それはね〜、〇〇〇〇」

 

とか話しながら。😁

 

 

S君は「サーモン」のリズムを

タン タンではなく、タタ♫

に感じました。

 

1拍に入れるから、ちょっと早口でテンポもよく、変化も出て面白かったです。

 

お寿司食べたくなっちゃうなぁ〜。😋

 

 

 

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